こんにちは、Madokaです。
前回から連載?している【歯列矯正レポ・歯列矯正で人生変わった話】の第二弾。矯正を決心してから実際に治療を開始するまでの内容です。
前回は個人的なエピソードが多かったですが、今回は歯列矯正をするにあたってどう行動するのかという実用的な内容が多いと思います。
歯列矯正を決心してから病院を決定するまで
歯列矯正を決心をしたはいいものの、お金もなければ情報もない!本当に右も左も分からない。そんな状態からスタートしました。
何が何でもこの見た目を変えたい!その気持ちだけは本当に強かった。
今回は、実際に歯列矯正を決心してから病院を決定するまでの流れを、
- 資金調達
- 情報収集
- 病院選び
の3つに分けてご紹介していきます。
※この記事は、「①歯列矯正をはじめたきっかけ」の続きです。まだご覧になっていない方はこちらからご覧ください。
歯列矯正の資金調達
資金については、お恥ずかしながら、親に頭を下げて借金をしました。約60万円です。
参考にならないよ!!!と思った方…すみません。
歯列矯正に対する思いと返済プランを伝え、なんとか納得してもらい、無利子で資金を手に入れました。
他人からの借り入れは利子を支払わなければならないので、身内に頼み込んで工面できればそれに越したことはないと思います。
歯列矯正の情報収集
歯列矯正をしたい!と思うわりに知識がなかったため、資金の目処がたってからは、体験談を読んでイメージを膨らませました。
主な情報源は
- 個人ブログ
- 矯正歯科のホームページ
でした。
アフィリエイトなど商業的な匂いがするサイトはあまり参考にならない気がしたので、あくまでも収益を目的としていない個人で発信されている情報に限って情報収集しました。
矯正歯科のホームページも、あまりに広告っぽいところは避けて見ていました。地方で小さく営んでいる矯正歯科の院長ブログなどが意外と参考になりました。
上記サイトで主に収集した情報は、
- 類似の症例のビフォーアフター写真
- 一般的な期間・費用
- 想定されるトラブル
などです。
戦略的な情報収集というより、気になるキーワードでざっくばらんに検索して、歯列矯正に対するイメージを膨らませていきました。
歯列矯正の病院選び
ある程度具体的なイメージができるようになったら、いよいよ矯正の病院を選ぼう!というフェーズです。
色々な情報を調べた結果、私なりに決めたチェックポイントは
- 認定医・指導医・臨床指導医かどうか
- 費用が適正と感じるか
- 通いやすさ
- 治療方針の納得感
- 先生との相性(フィーリング)
の5点です。
ひとつひとつ解説していきます。
認定医・指導医・臨床指導医かどうか
認定医・指導医・臨床指導医とは、一言で言えば「歯列矯正のプロフェッショナル」です。
歯列矯正をすること自体は特別な免許などいらず、虫歯治療などを主に行っている街の歯医者さんでも治療を受けられます。
しかし、一般論として歯列矯正に特化して経験を積んだ医師に任せた方が満足の行く結果になる可能性が高いと思います。
そこで指標になるのが「認定医」・「指導医」「臨床指導医」です。
いずれも公益社団法人 日本矯正歯科学会に認定された医師なので、一定レベル以上の技術が担保されていると言えます。
認定医・指導医・臨床指導医については、下記の公益社団法人 日本矯正歯科学会のサイトから調べることができます。
かなり有益な情報ですのでぜひ見てみてください。
認定医・指導医・臨床指導医のいずれかから選ぶと良いのではないかと思います。
費用が適正と感じるか
歯列矯正は自由診療なので、同じ治療内容でも病院によってかなり価格差があります。
いくつか病院を探しているなかで、費用が高い医院の特徴としては
- 広告を大々的に打っている
- ホームページが綺麗でかなり充実している
- 院内がとても新しく、綺麗
- 歯科助手さんが多く、対応がとても丁寧
- Googleマップのレビューがサクラっぽい
などがあると感じました。
要するに、集客や治療以外のことにお金をかけていそうな病院ですね。
私は、治療さえしっかりしてくれれば、院内の見た目やホスピタリティなど求めないタイプで、治療に関係ないところにお金をかけるくらいならその分安くして!というタイプだったので、上記特徴のある医院は避けていました。
Googleマップで「矯正歯科 地名」とだけ入れて出てくる、細々とやっている感じの認定医の病院などは、金額的にかなり穴場だなと感じました。
また、分割払いで支払い予定の方は、分割払いの手数料も確認しましょう。
外部のローンで数パーセントの利子がかかる医院もあれば、院内ローンで分割手数料がかからない医院もあります。元の金額が大きいので、数パーセントでも大金です。
通いやすさ
意外と見落としがちですが、通いやすさも大切です。歯列矯正の調整は、およそ1ヶ月〜2ヶ月に1回の頻度です。
実際に通い始めると想像以上に頻繁に感じるので、通いやすさは重視すべきです。
現在の通いやすさだけでなく、今後3年程度の通いやすさも考慮すると良いと思います。
私は当時住んでいた地方都市の矯正歯科で矯正を始めたのですが、就職を機に引越した結果、片道2時間弱かかる距離になってしまいました。
矯正歯科の予約が日中にあるとそれだけでほぼ1日が終わってしまうので、引越してもアクセスの良いターミナル駅など選んでおいてもよかったかなと若干後悔しています。
※ただし、地方特有の価格設定のおかげで割安で矯正することができたので、通いやすさも人によっては妥協ポイントになるかもしれません。
治療方針の納得感
「認定医・指導医・臨床指導医かどうか」と、「費用が適正と感じるか」と、「通いやすさ」でざっくり2,3院に絞ってから、実際にカウンセリングに行き、治療内容・治療方針の説明を受けました。
元の歯並びにもよりますが、歯列矯正の方針は医者ごとにかなり異なります。
例えば私の場合、上下共に歯が出ていて、ガミースマイル!!!
とにかく口元を引っ込めたい!Eラインが欲しい!と相談しました。
結果、ある医者は、口元を引っ込めるために合計8本の歯を抜歯しよう!と。またある医師は、健康な歯は抜歯しない方針だ!と。
ほとんど真逆の治療方針を示されました。
結局、8本抜歯する病院で決めたのですが、決め手となったのはなぜその治療が必要なのか、その治療で私の望む結果になるのかを聞いた時に、納得がいく説明をしてもらえたところでした。
抜歯をしない方針の医師は、結果私の歯が綺麗になるということよりも、自分のポリシー(=抜歯をしない)を守ることを重視しているように感じられ、あまり納得感がなかったのです。
治療方針によって過程も結果も大きく変わるため、初回のカウンセリングで納得できるかどうかはかなり重視すべきだと思います。
先生との相性(フィーリング)
漠然としていますが、意外と大切なのが先生との相性。
私は、愛想が良くておもてなしの精神がある先生よりも、ちょっと冷たく感じるけど職人気質で信頼ができる先生の方がよかったので、後者を選びました。
カウンセリングの説明の際も、こちらが知りたいことを端的に答えてくれたり、無責任に断定的なことを言わない部分も信頼できるな、と感じたのでいまの先生に決めました。
まとめ
私は、歯列矯正を決心してから病院を決めるまで、
- 資金調達
- 情報収集
- 病院選び
の3つの順番で進んで行きました。
想像以上に時間も手間もかかります。
早く矯正を始めたい!と気持ちが焦るかもしれませんが、ここで妥協してしまうと満足の行く治療ができない可能性が高くなってしまいます。
自分が納得いくまで調べて、足を運んで、決めることが大切だと思います。
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