【歯列矯正レポ⑤】抜歯矯正による頬コケで病む

歯列矯正

↑当時21歳ですが、頬が痩せて老けて見える感じ、わかるでしょうか?

今回は矯正の装置をつけた直後に悩まされた、頬コケの話です。

2018年9月〜2022年現在歯列矯正をしている筆者の体験談です。現在、抜歯矯正の頬コケで悩んでいる方の参考にしていただければと思います。

※この記事は、「④矯正器具の装着」の続きです。

抜歯矯正による頬コケの原因

歯列矯正、特に抜歯矯正が原因で頬コケが生じる理由は

  • 抜歯したスペースの皮膚が余る
  • 矯正のストレスによる表情筋の衰え

の主に2つです。

「頬コケ 理由」などで検索すると色々な理由が出てきますが、わたしが医師から説明された理由はこの2点でした。

一つ一つ見ていきます。

抜歯したスペースの皮膚が余る

わたしは以前のブログで紹介した通り、親知らずを含む合計8本の歯を抜歯して矯正をしています。

わたしは「上下顎前突」という、上下ともに出っ歯という状況だったので、抜歯矯正を選択しました。

出っ歯な歯を抜くということは、それまで歯が前に出ていたことで、内側から押され、皮膚がピン!と張っていたたところから、抜歯することで内側から押す力がなくなり、結果たるみとなって表れるのです。

また、歯が1本無くなってたるんでも、頬骨はそのままの位置にあり、変わりません。
その結果、頬骨だけが目立ち、その下の頬はコケて見えるという仕組みだそうです。

 

矯正のストレスによる表情筋の衰え

以前の記事でも述べましたが、歯列矯正をすると特に初めの頃はかなり痛みに悩まされます。

わたしの場合、はじめの3日間はおかゆとゼリー飲料しか食べられないくらいでした。

痛みゆえに噛まない食事を続けることで、使わなくなった表情筋がどんどん弱くなっていきます。

すると、頬が痩せたような感じになり、頬コケに繋がるのです。

はじめ装置装着から約1週間で普段と同じ食事ができるようになりましたが、少しずつ噛むようになっても一度衰えた表情筋はなかなか戻りませんでした。

 

抜歯矯正による頬コケの期間

実際頬コケに悩まされた期間は、矯正開始1週間後〜6ヶ月くらいだったと思います。特に初めの数ヶ月はかなり酷かったです。

色々な人に「痩せた?」「やつれた?」と言われました。見た目年齢も+10歳くらいでかなり老けて見えるようになり落ち込みました。

頬骨が出てると

  • 老けて見える
  • ガイコツっぽく見える
  • 男性っぽい(ニューハーフっぽい?)感じに見える

…とにかく最低最悪でした。

 

抜歯矯正による頬コケは治らない!?

わたしの場合は「歯列矯正による頬コケが治らないということは基本的にない」と医師から説明されました。

頬コケは抜歯によりスペースが余ることと表情筋の衰えが原因です
つまり、治療が進み、歯並びが整ってくると原因自体がなくなり、改善されるケースが多いと言うのが私の主治医の見解でした。

 

抜歯矯正による頬コケの改善方法

わたしも医師に相談しましたが、これといった改善方法はないようです。
歯並びが揃ってくるにつれて自然に治るものだから…と説明されました。
残念ながら時間が解決するのを待つしかないようです。

あいうべ体操なども試しましたが、目に見えるような効果はなかったです。

しかし、わたしの場合、実際に頬コケが気になったのは6ヶ月ほど。
この記事の執筆している段階(歯列矯正3年経過)では、ほとんど頬コケが無くなってきています。

↑2022年7月に撮影した写真です。

頬コケがひどかった時は、ただでさえ面長な顔なのに、頬コケしたことでさらに強調されてロバみたい…と病んでいました。

正直、歯列矯正なんてしなければよかった!とも思いましたが、歯並びが揃って横顔も綺麗になり、思いっきり笑えるようになった今となってはやってよかったな!と心から思います。

矯正最高!!!

まとめ

抜歯矯正による頬コケについて、わたしの実体験をもとにご紹介しました。

今この記事を読んでいる方の中には、まさに頬コケの最中で辛い思いをされているかもしれません。

でも、一生続くものではないので、気にし過ぎず、我慢と思って乗り切りましょう!

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