【歯列矯正レポ④】矯正器具の装着

歯列矯正

急な衝撃写真…口元だけでおブスな感じが伝わりますよね…。

 

今回の記事は、【歯列矯正レポ・歯列矯正で人生変わった話】の第3弾。

病院を決めてから装置をつける前までの話です。

※この記事は、「③病院決定から青ゴムまで」の続きです。まだご覧になっていない方はこちらからご覧ください

 

当日までの準備

矯正器具の装着は、青ゴムの装着からおよそ1ヶ月後に設定されました。

それまでに歯列矯正のレポなどを読み漁っていたわたしは、矯正器具をはじめにつけた直後は我慢できないほどの痛みが襲ってくるんだ…!とビビりまくっていました笑

固形物なんてとてもじゃないが食べられない!という記事を見て、食べ物はたくさん用意しておこうと決心。

矯正器具の装着に向けて準備したものは

  • ウィダーなどのゼリー飲料
  • フリーズドライのおかゆ
  • インスタントのお味噌汁
  • サプリメント(マルチビタミンミネラル、食物繊維)
  • 鎮痛剤

です。

噛まなくても食べられる食品は大量に準備しました。

それだけでは栄養が足りないと思ったのでいつも飲んでいるサプリメントもあらためて準備しておきました。

食物繊維は便秘がちなので入れておきましたが、必須ではないと思います。

あとは念のため市販の鎮痛剤も用意しましたが、これは準備しておいて正解でした。

 

また、最大1週間は固形物を食べられなくなる可能性がある!と考え、「最後の晩餐だー!」と、大好きな大戸屋の鶏の黒酢あん定食を食べました。

美味しかった!

当日の流れ

主な流れとしては、

  • 歯のクリーニング
  • ブラケットの装着
  • ブラケットにワイヤーを通す
  • 歯の裏側にワイヤーを通す
  • アンカースクリューの打設

です。

一つ一つ説明していきます。

歯のクリーニング

ブラケットの装着にあたって、歯の表面を軽くクリーニングしていきます。

一般歯科のように本格的に歯石を取るということではなく、表面を歯磨きして〜という感じだったと思います。

ここはサクッと終わります。

 

ブラケットの装着

いよいよブラケット(歯にひとつひとつつける小さな部品)を付けていきます。

これが時間がかかる…!!!

このブラケットの装着する位置や向きで歯の動きが全く変わってしまうので、当然慎重かつ丁寧につけていきます。

具体的な手順としては、

① 先生が接着剤をつけたブラケットを歯の上に置く

→ ②歯科助手さんが謎の機械で光?を当てて接着剤を硬化して固定

の2ステップです。

本当に一つ一つていねいにと言う感じで、かなり時間かかりました。

ブラケットの装着中はずっと口開けっ放しで口が乾くし、今どれくらい終わっているのかごわからず、すごくストレスを感じました。

早く終われ〜!とずっと思っていました笑

 

ブラケットにワイヤーを通す

先に設置したブラケットにワイヤーを通していきます。

特別なことはありませんでした。

歯の裏側にワイヤーを通す

わたしの場合、歯のアーチが小さくて歯が並びきらないことが、歯並びが悪い原因の一つでした。

そのため、歯のアーチを理想的な形に広げるために、歯の裏側にワイヤーを通していきます。

これはそこまで時間はかからないのですが、先生の集中力が切れてきたのか?ワイヤーが口の内側に刺さることがあり、辛かったです。

先生、痛かったよー!!!

 

アンカースクリューの打設

最後に、アンカースクリューというネジのような金属を歯茎に埋め込みます

電動で打ち込む機械もあるようですが、わたしの歯医者さんは本当にネジみたいに医師がクルクル手回しをして歯茎に埋め込んでいました。

歯茎にネジを埋めるって想像しただけで痛そう…!ですが、意外と痛くなくて拍子抜けでした。

左右の上の歯茎2箇所に打ちました。

器具装着した後の痛み、感覚

装着直後(1〜3時間後)

直後はあまり痛さを感じませんでした。

ただ、これまで何もついていたなった場所にブラケットがついて、ワイヤーが通っているので違和感がありました。

わたしは上下共に表側の矯正だったので、唇の裏側にブラケットがある感覚が慣れず、口をうまく閉じることができずにモゴモゴしていました。

また、出っ歯を治すために矯正しているのに、ブラケットの厚みのぶん、より口ゴボに見えてしまって辛かったです。

 

少し経ったころ(3時間後〜24時間後)

直後はさほど痛みを感じず帰宅できたので、余裕かな?と思っていたのが間違いでした。

歯がぎゅっと締め付けられ、キーンとした痛さが頭に抜けていく感じ。
今まで感じたことのない種類の痛みで、眠れないほどでした。

西遊記で悟空が頭に付けられた輪っかのやつ(=緊箍児:きんこじ)もこんな感覚なのかな?とぼんやりと思いました。

鎮痛剤を飲んで紛らわせました。

翌日〜翌々日

翌日起きた時は、当日よりは弱くなっていたものの、痛さはしっかりありました。

少し動くと振動で上下の歯が軽く触れるのですが、そのちょっとした衝撃でさえ痛い…!
一歩一歩、慎重に歩いていました笑

そして、装着の翌日は元彼(わたしが矯正するきっかけになった元彼です…笑)が長期留学に旅立つ日でした。

彼を見送った後、せっかくならコンビニのゼリーではなく空港のレストランで食べよう!と考えていたのですが、歯を使わなくても食べられるものなどなく…ようやく見つけたカフェのパンケーキを食べることにしました。

が!!!!!

痛い!
いたーーーーーーい!!!!!

…パンケーキなんて、ほぼ噛まない食べ物だと思うじゃないですか?でも、歯にあたるたびにめちゃめちゃ痛かったです。
噛むたびに…というか、少しでもパンケーキが歯に触れるだけで激痛が走るので、なるべく歯が触れないように、舌ですりつぶすようにして食べました…

少しでも噛もうとすると、本当に涙が出そうなほどの痛さでした。

痛みは一時的なものと頭ではわかっていたのですが、痛すぎて一生分絶望していました笑

このまま何も食べられなくなったらどうしよう、なんでわたしは歯列矯正なんて始めてしまったんだろう…本気でそんなふうに思いました。

少なくとも矯正器具をつけた翌日、翌々日は学校や仕事がないタイミングにしたほうが良いと思います

わたしが歯列矯正に対して「やらなければ良かった」と後悔したのは、後にも先にもこの期間だけでした。
今は、こんな痛みを乗り越えてでも矯正をして良かった!と心から思います。

 

3日後〜1週間

3日経つと、痛みのピークは越えたかな〜という感覚がありました。

それでも普通にご飯を食べると痛いし、違和感がすごかったので、おかゆやパン、うどんなど、あまり噛まなくても飲み込めるものを食べていました。

この辺りから、調子が良い時は徐々に普通の食事も食べていたのですが、これでもか!!!というほど歯に食べ物が挟まり…。

食後にうがいするだけで大量の食べカスが出てくることに萎えてました。

きったな!!!って笑

今は良くも悪くも慣れてしまいましたが、はじめは普通の食事をすると、口に残る食べかすの多さに驚くと思います。

 

1週間以降

1週間経過すれば、痛みはほぼなくなります。

それでも、ブラケットの違和感や、歯がじわじわ動かされることによるむず痒い感じは継続。

決して気持ちの良いものではありませんが、慣れと、歯がある程度動くと痛みを感じないようになるので我慢できる程度だと思います。

 

まとめ

今回は、「矯正装置の装着」をテーマにレポしました!

歯が動く感覚は慣れないし、締め付けられるように痛いし、本当に大変でしたが、わたしの場合はこれが最初で最後の山場でした。
装着後1週間経過してからは、ほとんど日常生活に支障なく過ごすことができました。

わたしは歯列矯正をして本当に人生が変わりました。
一時的には痛くて辛い思いをするかもしれませんが、その先にはきっと満足が待っていると思います。

この記事が何かの参考になれば嬉しいです!

 

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